気づけば、途方に暮れた春から一年が経っていた。

一年ってあっという間だね。

 


謎が多くて掴めない人だったけれど、

気づいたら周りに人が集まっていて、たくさんの人から愛されていた最年長。

 

喋るとぽんこつだし、笑い声はイルカの鳴き声みたいにうるさいけれど、

ダンスが上手くて、弱音を吐くことなく、

最後まで守り抜いてくれた脚長おばけ。

 

目が合うと不思議なくらいに

周りの人が笑顔になって、

見てるこちらまで幸せな気持ちにさせてくれた太陽のように笑う最年少。

 

この一年で大切な宝物たちを失ったけれど、

彼らはわたしに、大人びてるけど、やんちゃで人懐っこい男の子と

繊細で努力家な男の子という新たな宝物をくれた。

 


だけど、正直、湾岸LIVEで彼らが加入するという話を聞いた時、素直に喜べなかった。

心も頭も整理がつかなくて、追い付かなくて。

もう、これ以上、辛い思いをしたくないし、減員も増員もしなくていいと思ってた。

そして、わたしの大切な宝物たちが

どんどん過去になっていくのが悲しくて、

もう脚長おばけが戻ってくることはないという現実を受け止めることができなかった。

だから、少年倶楽部で『夢のHollywood』を

7人で披露したのを見た時も違和感しか感じなかった。

どうしてもそこには、太陽のように笑う彼がいる。彼の姿を探してしまう。

彼と一緒に歌ってたパートを

一人で歌い上げるうみの姿は

本当に逞しくて、かっこよかったんだけどさ。見るに耐えなかった。

 

だから、1月のハピアイが5人だということを知った時、安心した自分がいたのも事実。

それと同時に、5人の夢のHollywoodが大好きだと改めて感じたのも事実。

 

そんな気持ちの中でのジャニーズJr.祭りTravisJapan単独公演。

新体制になってから初めて見る7人でのパフォーマンス。

ちゃんと見ることができるのか、受け止めることができるのか

不安で不安で仕方がなかった。

 

でもね、普通に7人の姿を見れる自分がいたんだよね。

ただただ、7人のパフォーマンスに魅せられて、楽しいな、幸せだな、この人たちのステージを、輝く未来をずっと一緒にみていたいなと思った。

まぁ、途中途中しんどくて夏の亡霊と化したけども。

 



1.OP

インストのみでJr.マンションのセンター

に宮近君が登場。

それから、マンションや階段にいるメンバーのソロダンスや如恵留くんのアクロバット

 

2.夢のHollywood

イントロが鳴った瞬間、鳥肌が止まらなかった。

横浜アリーナのステージで

『明日はない 覚悟して 今日を生きよう』と歌う姿が誇らしかった。横アリのステージに7人だけが立ってて感動した。

 

3.It’s BAD

メンバーの目元のアップから顔のアップの映像とともに一人ずつ名前を言って、

パフォーマンス。

一気に気持ちが夏に戻ってしまった。

 

4.What’s your name

美勇人が振り付けたやつで泣きそうになった。

『貴方が欲しい』でワンポーズ決めて、

下手→上手→センターの順で

『貴方が欲しい』×3やって拳を上にあげるのがかっこよかった。

 

5.Supernova

美勇人が歌ってたパートを如恵留くんが歌うのずるい。

朝日が歌ってたパートをうみが歌うのずるい。涙が止まらなかった。

別の誰かに歌わせるのではなく、元シンメが歌うというのが尊かった。

 

トラジャってそういうところあるよね。

その優しさが苦しくなる。その優しさが時には、鋭い刃物になっちゃうんだよ。

過去も今も全部愛してるんだよね、君たちは。

このグループが大好きたまらないんだよね、きっと。みんなに愛して欲しいんだ。

はー、愛が重いね。重いよ、君たち。

だけど、あの閉まったはずの夏の思い出たちが一気に蘇っちゃって苦しかった。

少しこれは地獄かなって思っちゃったし、

涙を堪えるのに必死だった。


 

6.Tonight

如恵留くんの「ぶち上がれtonight!」っていう声に痺れた。

うみのラップが想像以上に

かっこよくてときめいたし、

歌いながらシャツのボタン外して少しはだけさせる姿に死ぬかと思ったよね。

あと、360°のフォーメーションが好きしかなかった。

四方八方から見られていることを

意識して構成されたパフォーマンスはいつ見てもかっこいい。

 

7.青いイナズマ

あの夏と同じ美勇人の振り付けで涙腺崩壊。

Get you!」のパートは、やっぱりうみで会場の歓声がすごかった。

青いイナズマのレッスン中に、美勇人に

「カジ、ちょっと来い」って言われて、

怒られるやつだって思って行ったら、

「カジは、ゲッチューだけね」って言われたって話してたな。

ゲッチューゾーンとか懐かしい。

 

8.いいね!

間奏で一人ずつ挨拶とCR

外周にそれぞれ散らばってのパフォーマンス。

バルコ移動で近くに来た時に、閑也と美勇人と一緒にサビの振り付け踊ったの楽しかったな。

 

9.インザルーム

わたしがうみのファンレに

「いつかマスカレードとインザルームやってほしいです」

って書いてた曲をまさか見れるなんてね。

如恵留くんのタップダンスから始まって、

歌割ごとに部屋が光って、その光が縦に移動したりとか演出がすごかった。

Wカイトの低音ラップがかっこよくて魅了された。

 

10.Crazy you

下手でスタンドマイク持って横一列でのパフォーマンス。

スタンドマイクを女の人に見立てて歌うのとかエロかった。

ラストは上手で踊って、階段降りて奈落にダイブ。

 

11.Don’t you get it

奈落から上がってきてサングラスかけての登場。

みんな可愛くてたまらなかったな。閑也が肩車してたの懐かしかった。

 

12.愛のかたまり

コンテっぽいダンスで、コンテ大好きなわたしにはたまらないパフォーマンス。

しずんちゅのハモリで上ハモするうみの歌声素敵だった。

愛かたは始終ハモリが最高でしかなかった。

 

13.また今日と同じ明日が来る

うみがリクエストして閑也が振り付け。

二宮君のソロ曲選んだ人、誰?

わたしと握手しよう。握手。って自担が選んだんかーい!天才うみちゃん!

センステでのパフォーマンス。

トラビステップも素敵で。

全体的に綺麗なフォーメーションで思わず見入ってしまった。

それと同時に、


「声を聞かせて 忘れられるよう 

僕の中でまだキミの声は特別なままそこにいるんだ 

声を聞かせて 忘れられるよう

もう振り返らず前を向けるように」


の歌詞が心にグッときて泣きそうになった。

まるで、今の私の気持ちを表しているようで。

 

14.グッデイ

ちゃかちゃん振り付け。

みやちいい感じのダンス。

ラインダンスしたり、可愛さたっぷりの振り付けで見てて楽しかった。

 

15.Air

しめちゃん振り付け。

ほら、また夏に戻っちゃう。

それぞれ、外周に散らばってて、

ちゃかちゃんがバクステで

「きっとできるから~」って歌って

キラキラっていう音とともに縦花からメンステに向かって光がバーッて伸びていって、

モニターに

「これからもずっと一緒にfrom.TravisJapan」っていう文字が。

素敵な演出で歓声がすごかった。

ずっとついていきたいと思った。

彼らなら幸せにしてくれると強く思った。

 

16.Wait for you

これまた、しめちゃん振り付け。

V兄さんの曲が似合うこと。

この振り付け好きなんだよね。

ここで、踊らないんだっていう振り付けが。

 

17.Hey!you!

スタトロで如恵留くんが長妻君にファンサしてて、喜ぶ姿がめちゃくちゃ可愛かったのが印象的。

うみの一発芸の「ぱぁ、でたー!」ウケてよかったよね。可愛かったよね。

 

18.山手線内回り

はーーーーーー!祭り大阪思い出す。

風雅おんぶして外周走る朝日思い出す。

しめちゃんと手つないで花道歩く姿思い出す。

 

19.Kis-My- Calling

しんどさしかなかったよね。

あ、やっちゃうんだって。

変わっちゃたのが何だか寂しくてたまらなかった。

でも、なかむらさんのお顔が可愛かったから許します(ちょろい)

 

KA かわしま

S しずや

M まつく

G げんた

S しめちゃん

U うみんちゅ

C ちゃっかちゃんだよー!

 

いや、G げんたは無理やりすぎるだろ。笑

倒れる役はうみがやってて、

如恵留くんがソロダンスして、

うみがソロダンスするくだり懐かしかったな。とにかくみんな可愛い。

でも、やっぱりこれだけは新しいものにしないでほしかったなぁ。 


20.やっちゃった

うみと閑也のユニット。

後ろで旗を振る松松可愛かった。

閑也のパンチを全部受けて倒れるうみと

微動だにしない閑也。

うみが如恵留くんからドリンクもらって飲む姿はまさに親と子。

フラフープして、三輪車の乗ってメンステまで走ったりと演出がひたすら可愛い。

うみちゃん、優勝おめでとう。

 

21.キミノカケラ

ちゃかちゃんとしめのユニット。

メンステに赤ジャケットを着たちゃかちゃん。バクステに青ジャケットを着たしめ。

丸いテーブルの上に一本のローソクがあって、それを持ってお互いメンステへ。

二人で踊って、ラストはまた、お互い反対方向に分かれてロウソクの火を消す演出。

かっこよかったという一言に尽きる。

 

22.スワンソング

センステに松松二人で登場。

向き合って歌う姿が尊い

途中からバックにしずんちゅが現れて踊る。

口ずさみながら踊るうみがかっこよくて、かっこよくて。

 

23.サポーターズ

バクステに如恵留くんが一人で登場。

会場に美声が響き渡る。

如恵留くんが30回バック転するのを

金のボンボン持って

メンバーが応援する演出が可愛すぎた。

ラストは、メンステに如恵留くんがセンターになって、その周りをメンバーで囲んでボンボンキラキラさせる。

可愛さの塊じゃなかった?

みんな天使だったよね?なんでこんなに愛しいんだろうって思った。

 

24.Dance with me~lesson1~

振り付け一緒にやるの楽しいよね。

一つになれた感じが好き。

オネエ宮近可愛すぎた。

 

25.Shelter

7人玉虫衣装。

正直、玉虫だけは5人で着てほしかったから複雑だったけれど。

スタッフさんが彼らに作ってくれた衣装で、着れないのはもったいないもんね。

炎上がったり、特攻バーンってなったりって演出がすごい。鳥肌立った。

アクセントダンスが懐かしかったなぁ。

わたし、トラジャのアクセントダンス大好き。

 

26.PICK IT UP

振りが本家そのままで震えた。

後半はオリジナルだったけど。

かっこよかった。

 

27.Happy Groovy

オシャレ。とにかくオシャレ。

いい楽曲もらったね。

脚の動きがとにかく好み。好みすぎた。

順番に立って踊っていくのとか、骨ダンスとか全部が大好きだった。

 

EC

1.夢のHollywood 

まさか、二番が聞けるなんて。

「光輝くゴールドに」素敵だった。

二番の歌詞も素敵でキラキラしてな。

ちゃかちゃんが「みんなも一緒に」って言って、ステップ求められるんだけど、

「いや、できねぇよ」ってなったの面白かったな。

 

2.Dance with me

うみに向かって両手広げて待ってる如恵留くん。

気づいて「いや、いや」ってするけど、

最終的に抱き着いてぐるぐる回る二人。

可愛すぎた。しんどかった。幸せだった。

ピースフルだった。

 

3.Happy Groovy

キャッチーでテンポがいい曲。

「いつものメンバーたちが集まるダンスホール 次はいつ会えるのかな」

「夢でも会おう」っていう歌詞が一番好きだった。

 


こうやって振り返ってみても、

楽しくて幸せな時間だっていう一言に尽きる。

彼らの過去と今も未来も全部が大事で、

これからも一緒に彼らと夢を見ていたいと思った。

だからこそ、今までのことをなかったことにしたくない。

忘れないでと。彼らの歴史は、いなくなった人なしでは語れないから。

彼らの全部を愛したい。

 

わたしは、アンコールで言った

ちゃかちゃんの

「俺らはずっとここにいます」と

うみの「ここがゴールじゃないからね、通過点。」っていう言葉が印象に残ってて。

まだまだ、ここは通過点。もっともっと大きくなるんだっていう強い意志が感じられた。

二人ともとても逞しくて、誇らしくて涙がでそうになった。



あの夏、ちゃかちゃんが涙を堪えながら

「俺らが「ありがとう」って言ったら

「どういたしまして」って言って」から始まった、「ありがとう」と「どういたしまして」。

素敵な関係性だなって思う。

トラジャほど、ファンを大切に幸せにしてくれる低姿勢なアイドルはないんじゃないかな。

強くて、温かくて、優しくて。

この人たちに、出会えて本当によかった。

 



わたしには、まだ、トラジャ5人と松松に見えてしまっているけれど、

新生TravisJapanをこれから先も応援したいという気持ちは変わらないです。

少しずつ、自分の中で消化して、自分のペースでゆっくりと彼らに追いつきたい。

おたくは、娯楽であって、それが苦痛になってしまっては本末転倒だからね。

わがままかもしれないけれど、彼らと一緒に夢を見させてほしい。

わたしは、彼らの作るステージが大好きだから。わたしも一緒に夢のHollywoodに行きたい。

 

 

 


 

夢ならばどれほどよかったでしょう

未だにあなたのことを夢に見る

忘れ物を取りに帰るように

古びた思い出の誇りを払う

 

戻らない幸せがあることを

最後にあなたが教えてくれた

言えずに隠してた昏い過去も

あなたがいなきゃ永遠に昏いまま

 

きっとこれ以上 傷つくことなど

ありはしないとわかっている

 

あの日の悲しみさえ あの日の苦しみさえ

そのすべてを愛した あなたとともに

胸に残り離れない 苦いレモンの匂い

雨が降りやむまでは帰れない

今でもあなたはわたしの光

 

 


さぁ、新たなスタートを切る時。

わたしも新たな決心を胸に前に進むよ。

ただただ、前だけを見据えて、

後退することなく、着実に一歩一歩前に

進んでいく彼らの背中を追いかけて。

明日はない覚悟をして今日を一生懸命に

生きる。


次は、いつ会えるかな。



あぁ、まとまりのない文章を読んでくださった皆様、ありがとう。