1年目

気付けば、秋。

あの夏から二か月が経とうとしているのに、

私はいまだに夏を引きずっていて、前に進めていない。

彼らはどんどん前に進んで行ってるというのに。

 

 

 

私が、初めてTravisJapanを見た日から

今日でちょうど一年が経ってしまった。

 そんな、今、私が彼らを好きなった大切な一年を忘れないように

ここに書き記しておきたいと思う。

 

 

 

私が、彼らを知ったのは、

ARASHI LIVE TOUR 2015 JaponismのDVDだった。

相葉君のソロ曲「Mr.FUNK」のバックで一生懸命に踊る

茶髪の男の子に目が留まったのがきっかけだ。

何度観てもその子から目が離せなくて、

気になって気になってしょうがなくて。

名前は何ていうんだろうって。

調べていくうちに、その子の名前が「中村海人」であること、

Travis Japan」というグループに所属していることを知った。

それから、Travis Japanの動画とかを観るようになって、

気付いたら彼らにはまっていた。

 

 

そんな中、友達に誘ってもらったABC座2016 株式会社応援屋。

正直、この時は、うみ以外の子には全く興味がなかったし、

他のメンバーは顔と名前が一致しない状態だった。

だけど、DIGITAL BOYSを見た瞬間、

「ああ、私はとんでもない人たちを好きになってしまった」って思った。

手の角度から何から何まで揃っているダンスを見たのは初めてで、

全身鳥肌が立つくらいにかっこよくて衝撃を受けたから。

楽しそうにステージの上で踊る彼らが眩しくてたまらなかったから。

だから、えび座を観終わった時には、完全に彼らの沼にはまっていて

メンバー全員のことが大好きになっていた。

 多分、この時かな。中村海人といい人間を、

Travis Japanというグループを応援しようと覚悟したのは。

 今まで、デビュー組しか応援してこなかったから、

Jr.担という世界に足を踏み入れるのは怖くて仕方がなかったけど。

 

 

それから、Jr.の現場に足を運ぶようになって、

現場に行くたびに彼らは私の『好き』を更新させてくれた。

 

 

 だけど、この一年がこんなに濃いものになるなんて思いもしなかった。

9人から8人になって再出発したと思ったら7人になって、

「ここからは誰も欠けないグループになりたいね」

「もう同じ思いはしたくない」

「最後の一人になってもTravisJapanとしていたいと思ってる」

「俺ら7人がTravisJapanだから」って言って数か月もたたないうちに6人になって。そして、9月が終わった、今、彼らは5人になった。

 

正直、気持ちが追い付かなくてどうしたらいいんだろうって戸惑ってる。

デビュー組を応援してる時は、何らかの大きな不祥事を起こさない限り、

メンバーがいなくなることなんてなかったから。

去年の夏からたった一年でこんなにも環境が変わっちゃうんだって。

五年分の出来事が一気にこの一年で起こったみたい。

いつか、こんな日が来るかもしれないことは分かってたはずなんだけどなぁ。

 

 

だけど、彼らは困難が起きても、変化を強いられても、

きちんとその現実を受け止めて、糧にして、前に進んでいる。

見る度に、どんどん強く、逞しくなっていく。

だから、私は、5人が前を向いて進んでいるのなら、

それを信じてついていくしかないんだろうな。

過去を振り返らず、前だけ見て進んでいく彼らを信じて。

彼らを照らす光に向かって前へ、前へ進んでいくしかないんだ。

前を向かなきゃ何も始まらないから。踏み出さなきゃ前に進めないから。

いつまでも過去にしがみついていちゃダメなんだ。

そう分かっているのに、気持ちはまだ夏のままで、

もう少し過去に浸らせてほしいって思ってる自分がいる。矛盾してるよね。

本当に往生際の悪いオタクすぎて自分でも嫌になる。

でも、時間は掛かるかもしれないけど、

私も彼らと一緒に前へ進んでいきたい。前へ進みたいんだ。

 

 

 

TravisJapanに出会ってから、自分でも驚くくらいに数えきれないほど泣いた。

悲しくて、苦しくて、悔しくてたまらないことがある度に、

「嫌いになれたらどんなに楽なんだろう」

「ジャニオタなんて辞めてやる」って何度も思った。

だけどね、嫌いになんてなれなかった。むしろ好きになっていく一方だった。

彼らは、私にたくさんの幸せをくれるから。

私にとって一番素敵な景色を、夢を見せてくれるから。

どんな形になっても彼らは、ステージの上で輝き続けるから。

 彼らは、どんな時も、私を元気に笑顔にさせてくれる

最高にかっこよくて大好きなヒーローだから。

 

 

だから、私は、TravisJapanというグループを好きになれたことを誇りに思う。

TravisJapanが諦めない限り、TravisJapanがあり続ける限り、

私は彼らのことを見守り続けたい。

「俺はやっぱり、Travis Japanを一番守っていきたい」と言ったちゃかちゃん。

「それは"夏"に守りたいものじゃなくて"永遠"に守りたいもの」と言ったしめちゃん。

そんなことを言っていた彼らの笑顔を私は守りたい。

もっともっと彼らと一緒に夢を見たい。

そう思わずにはいられないんだ。

 

 

 

私は、TravisJapanに居た頃の顕嵐くんの記憶がほとんどない。

だけど、阿部顕嵐という人間は、

自分の芯をしっかり持って、ステージの上で輝き続ける人だった。

そして、TravisJapanの顔として、彼らを引っ張ってくれた。

 

仲田拡輝という人間は、

謎が多くて掴めないところが多い人だったけれど、

気付いたら彼の周りには人が集まっていて愛されてる人だった。

仲田くんからは、人柄の良さが滲み出てたもんね。

指先からなめらかなダンス、全力でおちゃらける姿が大好きだった。

 

森田美勇人という人間は、

 ポンコツだけど、誰よりも客観的にグループのこと捉えられていて、

考え方が大人な人だ。

彼の長い手足を最大限にいかしたダンスがものすごく好きで、

Travis Japanのセンターで踊る姿が大好きで大好きでたまらなかった。

どちらのグループも全力で頑張る姿が本当にかっこよかった。

Travis Japanとして活動し、彼らを守り抜いてくれた。

 

梶山朝日という人間は、

 「朝日」とい名前のように、いつでもキラキラの笑顔で、

どんな時も全力で手を抜かずにステージの上に立つ人だった。

常に見られている意識があって、

アイドルとして全力でファンに向きあってくれて、

いろんな表情を見せてくれる姿が本当に素敵で大好きだった。

ねぇ、知ってる?朝日の笑顔って太陽のように眩しくて、

見てる人を自然と笑顔にさせてくれて、

幸せな気持ちにさせるパワーがあるってこと知ってる?

私がどれだけあなたの笑顔に救われたか知ってる?

ってくらいに彼の笑顔は素敵だったんだ。

 

 

悔しくて、悲しくて、苦しくてたまらないし、

「まだまだこれからじゃん。何でいなくなっちゃうの?」

「みんなを置いていかないでよ!何してるの。早く戻ってきてよ。」って言いたい。

言いたいことが山ほどあるし、「さよなら」なんて言いたくなかった。

でもね、そんなこと言ったって何かが変わるわけじゃないんだ。

悔しいけど。過去にはもう戻れないんだ。

本当は、9人だった頃に戻ってほしいし、誰一人欠けないでほしかったけど。

 

 

 

だから言わせてほしい。

バカ!本当にバカ!ふざけんな!って。

でも、そんなこと言ったって大好きで大好きで仕方がないんだよね。

これから先もずっと大好きなんだよ。

あなたたちを好きになってしまった以上、

忘れることなんてできないし、嫌いになんてなれないんだよ。

もう、 絶対に幸せにならないと許さないんだからね!

「今が、一番楽しい!今が、一番幸せ!」って

胸張って言えるくらいに幸せにならないと許さないんだから!

幸せになってなかったらぶっ飛ばすんだから!

だから、自分で選んだ道を後悔しないように生き抜いてほしい。

自分が選んだ道は間違ってなかったんだって思えるくらいに。

精一杯、その一度きりの人生を生きて抜いてほしい。

 

 

 

私は、彼らに出会ってから、今まで以上に人生が楽しくなった。

だから、お願いだから、これから先の彼らの未来が明るくて幸せであってほしい。

と願わずにはいられない。

Travis Japanのメンバーは、心が優しすぎる人たちばかりだから。

もっとわがままになっていいんだよって言いたくなるくらいに

優しい人たちだから。幸せになってほしい。

 

 

TravisJapanは、私にとって大切な宝物だ。

如恵留くん、しめちゃん、しーくん、ちゃかちゃん、うみだけじゃなく、

仲田君、顕嵐くん、美勇人、朝日、9人が私の宝物だ。

だって、この9人が揃わなかったらTravisJapanというグループは、

出来ていなかったはずだから。

彼らに出会えて本当に良かった。 

 

 

 最後に。

 

 

" 忘れられない春が 忘れられない夏が

 

 いくつもの日々がここにある

 

 忘れられない秋が 忘れられない冬が

 

 鮮やかな色で輝き続ける

 

 KAZEKAORU もう一度 あの瞬間を空へ送ろう

 

 KAZEKAORU いつかまた 会える日まで忘れないように"

 

 

この一年、私は、彼らからたくさんの幸せをもらった。

きっと一生忘れることのない幸せを。

だから、その幸せは思い出として、私の宝箱にそっと鍵をかけてしまっておく。

 

 

 

たくさん、たくさん、ありがとう!!!!!!!!!

大好きだよ!!!!!!!!!